排気ガスをきれいにするスクラバー

スクラバーとは化学実験室や化学工場、メーカーのメッキ洗浄や塗装などで発生する有毒ガスを吸着して水洗いし中和してから空気中に放つ機器のことを言います。スクラバーには様々な種類がありますが、そのうちで湿式とは化学工場や化学分析などの工程でアルカリ薬品や酸を使用する時に発生する有害ガスを集めきれいにします。排ガスの問題は様々な有害物質は混じっているのでそのままの状態で大気へ放出すると、工場に環境が悪くなり設備が錆びてしまったり、従業員や近隣住民の健康を害してしまうことです。そこでスクラバーを使うことで水に溶け込ませることによる排気ガスを除いたり、循環タンクに水酸化ナトリウムのようなアルカリ性水溶液を注入し、中和反応を起こして除きます。

スクラバーは酸性ガスから臭気ガスやミストに粉塵にアルカリ性ガスなどあらゆる物質に対応でき、ほとんどの場合で洗浄効率は≒100%まで対応可能です。それから処理可能な風量は数L/minから数百m3/minまであり、有害物質の排出規制値については事業所を管轄している自治体などにより異なるのでその都度調査することが必要です。次に乾式スクラバーについてですが、水洗浄では除去しにくい有機溶剤や悪臭を活性炭で除去する装置で対象ガスに合わせて吸着材を選ぶので確実に除去できます。仕組みはプレフィルターに通し活性炭の働きを阻害する埃を除去し、活性炭を充填したカートリッジに有機溶剤を含んだ気体を通し溶剤分子を吸着させ、吸引し大気放出させます。

対応物質はアセトンやトルエンにイソプロピルアルコールなどで、有機溶剤や悪臭の除去に利用できます。

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