大気汚染防止装置であるスクラバー

スクラバーは工場などから排出される有害ガスや粒子などを除去する為に使用される浄化装置の総称です。洗浄塔システムとも呼ばれています。潜水艦内部の二酸化炭素を除去する為に開発されたバックボーンを持ち、軍事技術を源流としています。スクラバーを設置せずに工場内から排出される有害ガスをそのまま放置しておくと、工場内部の空気が汚染され、従業員の健康を害し、生産性の低下を引き起こします。

更には金属の腐食を促し、設備や施設の劣化を進めてしまう危険性もあります。また近隣住民への健康被害や環境汚染にもつながり、最終的には公害と呼ばれる現象にまで行き着いてしまう可能性も排除できません。現代史における日本の経済成長を語るうえで公害問題は切っても切り離せず、汚染物質の処理がいかに大切かを教えてくれています。有害ガスはありとあらゆる工場から排出されます。

鋳造工場や化学工場は勿論、製薬工場のようなところからも製品の副産物として有害ガスは生成されているのです。スクラバーによる除去方法は大きく分けて二通りあり、水に溶け込ませる事で有害物質を除外する物理吸収と、中和反応によって除害あるいは化学反応によって有毒物質を分解する化学吸収です。セットリングタンク浄化法や水処理装置併設方式、定量注水方式など細かく分けると更にいくつかの種類に分ける事ができますが、基本的には上記の方法を踏襲しています。スクラバーは定期的なメンテナンスが必要不可欠であり、洗浄処理を怠った事でバクテリアの流布して多数の死者を出した事件もあります。

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